入社当初は総務課へ配属され、事務用品の発注や伝票整理などの業務を担当しました。業務内容は少しずつ変わっていき、2年ほど経った頃には給与計算や秘書の仕事も担当するようになっていました。そのころから漠然と「会社から必要とされるためにはこのままではいけない」と感じていて、何ができるのかと考えた結果、社会保険労務士資格の取得することにしました。会社が終わってから勉強し、何とか資格を取得。資格取得に取り組んだことで、スキルアップを求める姿勢が身についただけでなく、仕事にも生かせる知識を見つけることができました。
資格取得をしたからというわけではないのですが、それ以降はより仕事の幅が広がり、レベルも上がっていきました、正直自分にできるだろうかと不安になることもあったのですが、さまざまな会議や案件に上司が私を積極的に参加させてくれたことで、学びながら少しずつ自信をつけていくこともできました。
特にうれしかったのは「期待を裏切らないね」という上司からの言葉。自分の努力を見てくれているような気がしました。思い返してみると本当に上司に恵まれていたと感じますね。
新卒採用などに関わっていた時期には、新入社員との面談を行っていました。毎年数十名の新入社員が入社するのですが、営業所を回って入それぞれの社員と面談を行い、職場になじめているか、仕事で悩み事がないかといったことをヒアリングしていきます。 その中で最も印象に残っているのは、先輩や上司がきちんと指導しつつ暖かなアドバイスやフォローもしてくれるという新入社員の話でした。私が入社したときにも感じたアットホームな社風を改めて感じることができ、うれしくなりました。現在私が所属している東京本社の労務部は、多くの人が分担しながらひとつの仕事を完成させることが多い部署です。多くの人がかかわる仕事だからこそチームワークが必要ですし、そのためにはチームワークや一体感のある雰囲気づくりが重要だと思っています。私の力は小さなものですが、働きやすく一体感のある職場を作っていけるよう私なりに貢献していきたいですね。
実は、入社当時は「結婚したら仕事は辞めるんだろうな」という考えを持っていました。ただ、「必要とされたい」という気持ちで仕事をしていく中で、仕事にすごくやりがいを感じるようになり、次第にその考え方が変わっていきました。努力と向上心があればキャリアアップできる環境でしたし、上司から背中も押されたこともあって、結婚した今でも管理職として働いています。
結婚してからは、「結婚しているからお仕事できないでしょう」と周りから思われることが嫌で、より仕事に励むようになりました。「女性だから」「結婚しているから」を言い訳に仕事のレベルを下げることがないよう、自分自身意識して仕事に取り組んでいます。女性管理職はまだまだ少ないですが、これからどんどん増えていくはずです。今後入社する女性社員の方々に対しては、「努力次第でキャリアアップできるんだ」と思ってもらいたいですし、私自身がそれを示していけたら、と考えています。

就職活動を行っている皆さんには仕事内容だけでなく、「会社自体が好きになれるか」という部分をぜひ意識してほしいです。自分が勤務する会社に対して「やっぱりすごいな」と思えるか、そうでないかで仕事に対する考えや姿勢は大きく変わっていくはずです。「とりあえず内定をもらっておこう」という気持ちではなく、会社自体に魅力を感じられる企業を一生懸命に探してみてください。そうした企業の社員になることで、どのような部署でも向上心を持ち続けられますし、結果的に自分の人生を充実させることにもつながるのではないでしょうか。