入社後、タイヤ館とトラックセンターでの1ヶ月の研修を経て、配送担当として泉佐野営業所に配属になりました。製品知識などは配送業務を通して少しずつ覚えていくものだと聞いていたのですが、営業所内で転勤がありわずか1ヶ月でセールス担当に。まったく知識がない状態でのスタートで不安でしたが、毎日の終業後、約3ヶ月間にわたり先輩や上司が交代で勉強会を開いてくれたおかげで、どうにか仕事をこなし続けることができました。

失敗しても良いから、新人らしく元気に思いっきりやってこい。上司がいつもそう言って見守ってくれていたことも、心強かったですね。人見知りしがちな性格で、初対面の方とはうまく話せないこともあるのですが、そう言ってもらってからは思い切ったコミュニケーションがとれるようになりました。また、実際に私が初めて大きなミスをしてしまった時も、当時の所長は謝罪に同行してくれました。現在所属している和歌山営業所もそうですが、「人が良い」会社だなと感じることがすごく多いですね。
右も左も分からないなりに、新人の頃から心掛けてきたことがあります。それは、足で稼ぐということ。特に、競合他社に近接しているなど、受注が難しそうなお客様への営業に力を入れてきました。こちらの営業所に来てから、定期的なイベント販売を受注した仕事も、そのようなお客様からのものでした。そのお客様には複数の競合タイヤメーカーがあり、当社の営業所からは急いでも車で20分と立地的なハンデが大きい仕事でしたが、通い詰めて工場長さんにコンタクトをとるところから始めました。タイヤの取り扱い・販売状況をヒアリングし提案、スポットのイベント販売を何度か経て、定期的な販売機会をいただくことができました。

自分のスタイルを貫いて成果が上がることは、とても嬉しいことです。この仕事が自信となり、他のお客様からいただいたイベント販売の仕事も、営業所メンバー一丸となって成功させることができました。
今私は、同じ営業所の副所長・尾崎さんを目標にしています。「営業は、恥ずかしがるな」これが尾崎さんの教えです。お客様のところに行き、雑談から始まりマシンガンのようなトークでお客様の心を掴み、大口の受注に結びつける。これが尾崎さんのスタイルです。

一方で営業所にいる時は、日々の仕事はもちろん、細かい社内的な事務手続きのことまでメンバー全員の様子を把握し、手が回っていないような時はさっとフォローをしてくれます。誰かが落ち込んでいると分かれば、オフに外に連れ出してくれることもあるのです。端的に言うと、よく気が付くんですよね。仕事のやり方はもちろん、まわりへの配慮も忘れない尾崎さんは私の理想とするセールスマンです。尾崎さんのようにはなれないかもしれませんが、尾崎さんのようにほかの人から尊敬されるような仕事をできるようになりたいと思っています。

学生時代は、業界を絞らずさまざまな企業の選考を受けました。最初から行きたい業界が決まっている人ばかりではないと思いますし、自分の知らない魅力的な業界はいくらでもあります。さまざまな企業を受けていくことで自ずと自分の将来像ややりたいことが見えてくると私は思います。自分自身で言えば、就職活動を続けている中で、自分が興味を惹かれる会社の多くが業界でナンバー1の立場にあるということが分かりました。今まで部活等で1度もナンバー1になれなかったことで、いつの間にか強い憧れを持っていたのだと思います。今、この憧れを当社で感じることができていて、それが仕事の充実につながっています。 というわけで、とにかく受けてみる、というのは遠回りのようでやりたい仕事への一番の近道になるかもしれません。