私が初めてブリヂストンタイヤジャパンに出会ったのは大学時代。飲食店のホール担当やスポーツジムの受付など、いろいろアルバイトを経験したなかで一番長く働いたのはガソリンスタンドでした。屋外で暑さ寒さにさらされるし、肉体労働だから大変でしたが、仕事が楽しくて2年間続けました。

今振り返ると来店されたお客様にワックスやオイルを売るのが面白かったんです。洗車の際に車の調子をお伺いしたり、どうすれば買っていただけるかを自分なりに考えて工夫していました。売れた時はうれしかったですね。今日は何か一つ売るまで帰らないぞ、と自分でノルマを作ったこともありました。あきらめないことの大切さを、ここで学びました。

就職活動は、なかなか思い通りの会社に巡り会えずに焦った時期もありました。そんなとき、アルバイト時代にブリヂストンタイヤジャパンの営業担当が優しく接してくれたことを思い出してこの会社の採用試験を受けたのです。ガソリンスタンドでの経験をアピールした時は、それまでと違ってありのままの自分が出せました。他人の受け売りではなく、自分の言葉で自分を語れたことが、合格の決め手になったのかもしれません。
営業の仕事はルートセールスが基本になります。私が担当しているのは主にガソリンスタンドやカーディーラー、整備工場など。1日に12~13件くらいのお客様を訪問して、在庫の確認や発注についてのご相談に応じます。何度も通ううちに、今まで実績のなかった商品を注文していただけると、営業のやりがいや楽しさを感じます。

先日は、それまで当社のワイパーの仕入れ実績がなかった整備工場に「どうですか?」とお勧めしたら、それまで購入していた企業から、私に切り替えてくれました。タイヤ以外のパーツだと「このお客様は昔からの仕入れ先を変えないだろうな」という先入観を持ってしまうことが多いので、あきらめずに挑戦してみることが大切なんだと思いました。

また、あるお客様の場合は、価格がネックとなり取引シェアが伸ばせないことがわかったので、限定特別価格で商品を提案したら快く注文いただけたこともありました。お客様が求めているものを正確に汲み取って成果に繋げていく。そして何より、あきらめない。アルバイトで培ったノウハウが今も役立っています。
冬場はタイヤの需要が急激に増えて生産が追いつかなくなることがあります。万一欠品すると信用に関わるので、お客様からタイヤを探して欲しいとお願いされることが多いです。在庫に無いものは、全国あちこちの営業所へ電話して探します。そんなに粘り強いタイプではありませんが、見つかるまで意地になって電話をかけてしまいます(笑)。

ある時など、地方に転勤になられたお客様から電話で「困っているから、なんとか探してほしい」と、わざわざ遠方から依頼を頂いたこともありました。そこまでお客様に頼りにされているんだ、と本当にうれしくなりました。

ブリヂストンタイヤジャパンは外から見ると男性的なイメージの強い会社かもしれません。しかし実際は、総合職として活躍する女性社員は大勢います。営業から本部へとキャリアを積んだ女性社員もいると伺っています。もちろん仕事をするうえでハンディを感じることはありませんから、女子学生の皆さんは安心して志望してほしいですね。

クライアントからの一言

一生懸命やってくれるから、これからの成長が楽しみです。

堤さんはまだ若いから経験不足なところもあるけど、臨機応変に素早く対応してくれるから助かります。タイヤの年間売上の70%が11月から1月までの3カ月に集中するので、この冬の時期はどうしても在庫が薄くなってしまう。欠品を出さないために、堤さんにタイヤを探してくれるように頼むと絶対に「ありません」と言わずに、どこからか見つけてきてくれるんです。一生懸命にやってくれる気持ちがうれしい。これからどんどん成長すると思うので、長く担当してもらいたいですね。