ブリヂストンタイヤジャパンに入社する前は薬品の卸売会社で働いていました。保健所などの役所関係が取引先で安定していたのですが、5年目にもっと変化や刺激のある仕事がしたいと考えて転職を決意。車やバイクに乗るのが趣味なので、それを仕事に活かせたらいいなと思って自動車業界を中心に転職先を探しました。

自動車のパーツはたくさんありますが、タイヤには強いこだわりを持っていました。昔、バイクでサーキットを走っている時に、タイヤが原因で転倒して、怖い思いをしたことがあったからです。自動車もバイクもタイヤが地面との唯一の接点。安全に大きく影響を及ぼす「タイヤ」を提案する仕事ならば、大きな責任と誇りが感じられると思い、その後はタイヤに絞って転職活動を進めました。最終的にブリヂストンタイヤジャパンに決めたのは、軽自動車から輸入車まで、幅広い種類の自動車と関われることに強い魅力を感じたからです。
現在の仕事はガソリンスタンドやカーディラーをはじめとするお客様への提案営業です。タイヤは、スーパーマーケットの棚に置いてあったとしても、衝動的に買って帰る人はいないでしょう。つまり私たちの販売活動の要は、商品を陳列することではなく、エンドユーザーの方々に新しいタイヤに交換する必要性を理解していただくことなのです。

もちろん私たちは卸なので、直接エンドユーザーの方と接する機会がありません。そのため、スタンドやショップのスタッフさんたちに、タイヤの基本や商品情報を身に付けてもらうための勉強会を開いています。ただ知識を覚えるだけでなく、技術の実習やエンドユーザーさんとのやりとりをロールプレイング形式で練習するなど、現場ですぐに役立つように工夫しています。

誤解を恐れずに言えば、現場のスタッフさんの努力で売れるタイヤが、すべて当社のものでなくてもかまいません。お客様の店舗が地域から信頼されれば、必然と当社の売上も伸びていくからです。営業のスタイルは人それぞれですが、お客様と当社の間で良い循環を作り上げていくことが自分の役割だと思っています。
営業担当としての信条は、常にお客様の目線で考えて、提案すること。営業を始めたばかりの頃はどうしても自分を中心にして商品を売り込むことばかりに偏っていました。お客様、さらにその先にいるエンドユーザーの方々までを視野に入れたことで、提案の幅が広がったと思います。

現在の目標は「何かあったら新道に電話しよう」と言っていただけるお客様を一人でも多く増やすことです。当社の商品を扱っていない店舗を開拓するためには、ブリヂストンタイヤを売り込む前に自分のファンになってもらう。お客様に寄り添う姿勢をしっかりと伝えることができれば、自然に信頼関係を築くことができるはずです。

ブリヂストンは世界ナンバーワンのブランド。だからこそ、その商品を扱うには大きな責任を伴うことを常に自覚しています。私自身が経験したように、タイヤは安全に関わる重要なパーツです。当社の製品の確かな価値を、お客様に認めていただくことが私たちの誇りであり、喜びに繋がるのです。

クライアントからの一言

近所の商店街みたいなお付き合いを、これからも

新道さんにはスタッフのみんなと仲良くしてもらっているし、新人にもタイヤに興味を持ってもらえるように気を遣って話してくれます。他のメーカーの営業担当は仕事の話をするだけなので、新道さんみたいな人はいませんね。雑談するだけで仕事の話をしないで帰っちゃうこともありますから。自分たちもサービス業なので、人と話すのは楽しいんです。つい甘えて、わがままなお願いをすることもあるんですが、ちゃんと応えてくれる。親しみやすい近所の商店街みたいなお付き合いをさせてもらっています。