入社して1年半配送業務に携わったのち、その後はずっと営業職として勤務しています。修理工場やカーディーラー、サービスステーションなどを訪問し、商品の在庫状況をチェックしながらご注文の打ち合わせをすると同時に、お客様のお困りごと全般の解決をサポートするのが営業の仕事です。

現在私のお客様で、最も比重が高いのがサービスステーションです。タイヤをはじめとする自動車関連商品の販売は、サービスステーションの業績、そして将来を左右するといっても過言ではありません。だからこそ欠品は許されません。またアルバイトさんでも商品特性をしっかり伝えられるよう、時には勉強会を開催することもあります。

お客様にお困りごとがないか、常にアンテナを広げて現場を隅々までチェックし、こちらから先回りして提案する。それがプロフェッショナルだと思います。こうした努力が実り、「こんなところまで気を遣ってくれているんだ、ありがとう」と言われた時ほど、うれしいことはないですね。
一口に営業、といってもそのやり方は人それぞれ。私自身も地域に合わせてお客様へのアプローチを変えてきました。たとえば初めての配属先となったのは千葉県の東金。自然豊かな地域でしたから、お客様もとてもおおらかな人が多く、あくせくしていません。しかし同時にそれは自分の時間を大切にされているということ。お昼休みなどに「こんにちは、集金にうかがいました」と顔を出すと「なんで人が休んでいる時間に来るんだ!」と怒られることもありました。一方現在担当している浦安地区は、1時間、1分でも自分の仕事に集中していたいというお客様も多く、相手が昼休みの時間帯に顔を出すこともあります。

お昼に訪問するのは良いか、それとも悪いか?それはブリヂストンタイヤジャパンの営業にとってはナンセンスな質問。どちらも正しいのです。大事なのは、時と場所、そしてお客様によって自分を変えられるか、ということ。こうした柔軟性もこの仕事には重要な要素だと思います。
大学時代までは野球一筋で、卒業後も社会人野球を目指していました。しかし、大学4年の秋に監督から告げられたのは「君は一般企業に就職したほうがよい」という一言。さすがにその瞬間は頭が真っ白になりました。その上、後日就職先として勧めていただいたのが「ブリヂストンタイヤの営業職」。タイヤ?営業職?両方ともまったくの想定外でした。

でもなぜかその時、私はやろうと決心したのです。今になって振り返れば、野球以外の世界も知りたいという欲求がどこかにあったのかもしれません。しかし当時はそこまで自分を客観視できません。とにかく自分はやるんだ、という気持ちだけで担当者と面接させていただいた記憶があります。

入社して8年目。今、この会社に入って本当に良かったと思っています。営業、という自分の別の新たな能力を発見し、伸ばすことができたのですから。あの時もし、「自分には野球しかない」と決めつけていたら、今のような充実した人生はなかったかもしれません。
皆さんも新しい自分を、ここで発見してみませんか!